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STORY

言葉が口から滑り落ちる。

からっぽの言葉で茶を濁すのは、もう疲れた。

 

そこから抜け落ちた気持ちは、

いったいどこに向かうのだろう。

 

分からないまま、僕は生きる。

分からないまま、9497回目の朝を迎える。

 

朝日の中で、僕は今日も産声をあげた。

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